耐震性の向上にも総合耐震改修から部分改修まで様々な方法がありますので、幅広く柔軟に検討してみて下さい。
部分改修として優先度が高いのは、ピロティなど震災時に弱点になる部分や、避難路に関連する部分の補強です。これは比較的簡易な診断で必要性を確認することができ、費用も抑えられるので第一ステップとしてお勧めできます。設備の耐震診断、非常用の資材の確保、避難路の確保、耐震ドアなども比較的低額でできる効果の高い方法です。
総合耐震改修について言えば、旧耐震(昭和55年以前)の建物全体を耐震改修することは確かに費用がかかります。しかし、それによって建物の資産価値が大きく向上している例もあり真剣に考慮される管理組合が増えています。国や自治体からの補助金も充実してきておりますので、検討してみてはいかがでしょうか。