同業界からの転職 施工管理 K.M.

INTERVIEW

同業界からの転職

施工管理

K.M.

工事本部 工事第3部 部長
一級建築士
1級建築施工管理技士
2010年8月キャリア入社

ゼネコンから大規模修繕の世界へ。
建築業界で時代の流れを見てきたからこその選択。

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ちょうど時代はバブル末期。建築学科を卒業した私は、新卒で中堅ゼネコンに入社しました。そこからは施工一筋。ビルや学校、公共施設や地下鉄の駅まで、新築建造物の施工管理を約16年にわたり経験してきました。しかしその過程は、けして平坦なものではありませんでした。バブルがはじけ、新築物件の仕事は減少。入社当時300名いた同期も次々と辞めていき、上司や先輩がリストラされる姿も見てきました。社員が減ったことで、一人当たりの業務量は増え、労働環境も厳しくなる中、定年まで働けるイメージが持てず、40歳になる前に転職をしようと決意したのです。

人口が減少していく日本では、すでにあるものを長く使っていく時代になることは明白。今後は、新築よりも中古や改修業界が成長していくだろうと思い、大規模修繕に強い会社をホームページで探していたところ、ヒットしたのがヤシマ工業でした。

もともとモノに愛着があり、大切に長く使っていくタイプだったので、「壊さないことへの挑戦」というビジョンはしっくりきましたし、ここでなら、自分が培ってきた建築や施工の知識を生かして貢献できそうだと思いました。そしてなにより、社員みんながとても誠実で一所懸命。ここで一緒に働けたら幸せだなと思えたのが決め手となりました。

新築のゼネコンと大規模修繕のヤシマ工業。
業界経験者だからこそわかる、その違い。

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新築中心のゼネコンと大規模修繕中心のヤシマ工業の違いは、エンドユーザーとの「距離」の近さにあります。大規模修繕は管理組合さんをはじめ、現在マンションに住んでいる人たちがいる中で工事を進めるため、自分たちの仕事ぶりを直接見てもらえます。当然、支持してくれる方もいれば、否定的な方もいらっしゃいますので、「技術的にこうです」と正論だけを並べても納得されません。極端に言えば、新築では設計図通りにつくっていけば良いのですが、改修ではお客様の日々の生活こそ重要なので、臨機応変な対応が求められます。難しいからこそやりがいがありますし、「こんなにキレイになるの!」と、驚きやお褒めの言葉をお客様から直接いただけるのが醍醐味と言えます。

またゼネコンは、部署、役割、ルール、フローがある程度決まった中で作業を進めていく、ある意味「完成」した業界ですが、改修のような建設サービス業は、いい意味で「未完成」であり、いくらでも可能性は広がっています。しかもヤシマ工業は、社長との「距離」も近いので、検討や意志決定が早いのが特徴です。大企業でははじかれてしまうようなことも、どんどん聞いてくれる。正しいことであれば、すぐに実行に移せます。

「改修も面白い」と本気で思ってもらえる会社に。
個性豊かな仲間が待っています。

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転職してきたとき、これまでの経験を生かし、自分が力になれることは惜しみなく出していきたいと思っていましたが、いま改めて部長という立場から、ヤシマ工業をどういう会社にしていくか、自ら率先して考え、みんなに示していきたいという気持ちが強くなっています。

ヤシマ工業には、建築出身者だけでなく、文理問わずさまざまな学科を卒業した若手や、多様な前職の経験を持ったベテランがいます。知識やスキル、経験がバラバラの社員を、どうやってまとめ上げて成果を出していくか、難しくもあり、面白くもあります。

また、100年長持ちするようなヴィンテージ・マンションを本気で実現するためには、技術的な部分が大きく、建築出身者も本気で取り組めるテーマがあるということ。これまでゼネコンや新築しか検討していなかった方に、「改修も面白いよ!」と声を大にして言いたいし、そういった方たちにもっと振り向いてもらえるような会社をつくるのが自分の仕事だと思っているので、やりがいはとてもあります。

会社の規模やブランドを気にする方も多いと思いますが、ここには個性的で魅力的な仲間が大勢いるので、ぜひ一度お越しください。こんなに熱いオヤジが待っていますよ。

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