大きなターニングポイントになったのは、まだ記憶に新しい2005年のアスベスト問題の時でした。ちょうどアスベス被害がニュースで取り上げられ始めた頃のこと。
「うちは大丈夫だろうか?」今までの社内の静けさが一転し、朝からアスベストに関するお問合せの電話が鳴り止みませんでした。
しかし、専門的なアスベストのプロフェッショナルは社内に一人か二人。しかも私は違う部署ですので、アスベストの知識が乏しかったんです。でも、ふと隣の先輩を見てみると違う部署なのにお客様を安心させる様な受け答えをしているんです。
私はと言うと、十分な対応が出来ず、お客様から「いいから、早く分かる人に代わってよ!」というキツイお言葉を頂くこともしばしば。しかし、お客様からしたら部署が違うから分からないなんて関係ないんですよね。悔しい思いも幾度となく経験しました。
そんな時に上司から「あなたが“窓口の代表”として振舞いなさい。それでもそう言ってくるお客様は、本当のお客様ではないんだから…」とアドバイスをされたんです。
その一言が励みになって、必死にアスベストの基礎知識を勉強し、窓口代表としてのプロ意識を持って、お客様の対応に努めました。
今となれば、あの時のお客様のご指摘、先輩の姿や上司の言葉で自分自身が大きく成長できた気がします。 |