“ヤシマオリジナル”を
追い求めたデザインと機能性

10年ぶりの制服リニューアル

10年ぶりの制服リニューアル

ヤシマ工業は、約10年ぶりの制服リニューアルを行いました。サプライヤーには今回初めてセレクトショップ・BEAMSのユニフォームブランド 「Uniform Circus BEAMS(ユニフォーム サーカス ビームス)」を起用。従来の“THE作業着”ではなく、機能性の中にデザイン性を見事に落とし込んだ、 ヤシマ工業史上最高の制服づくりにご協力いただきました。

新たに製作した制服は、<正統・品格>を表すダークネイビーを基調に、ヤシマ工業の伝統である<柿渋>をアクセントカラーとした「ブルゾン」、 新素材を用いて<伸縮性・耐久性の向上>を実現した「パンツ」、制服として初採用した「長袖シャツ」の3種です。いずれも技術・対応の両面でお客様にご満足いただく<建築サービス業> という当社精神を体現するにふさわしいデザインとなっています。

リ・ブランディングの
一環としてスタート

2018年、ヤシマ工業は長年事業を営んできた東京都杉並区上井草から移転し、中野区新井に新たな本社ビルを構えました。 同時に200年の歴史を背景にしながら、“新時代のヤシマ工業”を作り上げていくため、若手メンバーを中心にリ・ブランディングに着手。 その一環として2019年秋、制服リニューアルプロジェクトが始まりました。

部長の小里を中心に、「営業」「設計」「現場」「内勤サポート」の各部署からメンバーを集め、プロジェクトチームを結成。 社員皆が「着たくなる制服」「全体感・統一感の生まれる制服」を目指し、リニューアルに取り組みました。

懸案の課題も解消

懸案の課題も解消

以前の制服は約10年間採用していたこともあり、生地や素材が廃盤になると、追加注文の度に仕上がりの色が微妙に異なってしまうという問題を抱えていました。

また、夏服・冬服があり、社員によってその選択はバラバラということもあり、 現場では社員ごとに色も見た目も異なる制服を着ているという状況が起こってしまうこともありました。

リニューアルを通して、当社が大切にしてきた<建築サービス業>という精神、 そして「挨拶」「身だしなみ」「約束を守る」「凡事徹底」の行動指針を改めて見直すことも重要テーマと位置づけました。

デザインと機能の両立、こだわりを表現

デザインと機能の両立、
こだわりを表現

Uniform Circus BEAMS担当デザイナーと何度も協議を重ね、<シンプルかつ機能的><ディティールにこだわる> というキーワード、そして技術とサービスの両立を図る仕事である 「建設サービス業」にふさわしいデザイン、というコンセプトが決定しました。

「ブルゾン」と「長袖シャツ」はネイビーを基調に、襟元やステッチのアクセントカラーとして柿渋、 「パンツ」にはブラウンのカラーを採用し、シンプルかつ清潔感のあるイメージを実現。 また、オーソドックスなカラーであるため、今後の生地や素材の質を担保しやすいという点も決め手になりました。

今回、特にこだわった点は、機能面とディティールでした。事前に社員に要望調査を行い、 「軽量化(女性社員にとって従来の冬服はかなり重い)」 「暑さ・寒さ対策」「汗染み対策」「ポケットの増量・強化」「洗濯時の耐久性・速乾性・形状維持」 「動きやすさ・ストレッチ性」等の課題を抽出。 担当デザイナーに計6回の試作をお願いし、生地・素材・ポケットの位置等、 細部に渡るまでミリ単位の調整を幾度となく繰り返しました。

また、試作品は現場のプロジェクトメンバーが実際に試着・作業を行い、すぐさま感想をフィードバック。こうした地道な工程の積み重ねにより、約1年半の歳月を経て、 デザイン性と機能性を併せ持つヤシマ工業オリジナルの制服が完成しました。

私たちが目指すお客様にとってあるべき姿のために

私たちが目指す
お客様にとって
あるべき姿のために

新たな制服は、2021年5月中旬から現場の社員に支給、内勤社員にもブルゾンを配布しています。 「スタイルが良く見える」「涼しい」「洗濯してもすぐ乾く」と評判も上々です。 今後も社員の声を採り入れながら、「理想の制服」を目指して、改善と探求を続けていく予定です。 また、お客様目線を今まで以上に大切にし、現場での清潔な見だしなみ、そして確かな技術の提供を追求し続けてまいります。