事業内容

BUSINESS

事業内容

01
大規模修繕事業

大規模修繕工事とは、建物の経年による劣化などにあわせて実施する、
計画的でまとまった修繕工事のことです。
ヤシマ工業は1977年にコンクリート構造物総合改修専門工事部門を立ち上げて以来、
4,000件以上の実績を有する建物のプロとして、数多くの大規模修繕を手がける中、
「どうすればもっとお客様の理想に近づくことができるのか」を徹底して考え、
住む人たちの「心地よさ」「快適さ」を追求しています。
とくにマンションの大規模修繕工事は新築工事と異なり、
お客様が生活している中での工事となるため、ならではの難しさがあります。
安全と品質を守りながら、居住者のみなさまとコミュニケーションをとり、
大切な建物の寿命と価値を引き出していきます。

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「元に戻す」のではなく
「進化させる」という考え方

鉄筋コンクリート造の建物では、一般的に12年程度の周期で大規模修繕工事が実施されます。
大規模修繕工事は、外壁の補修・塗装から、屋上、廊下、階段、バルコニーなどの防水、給排水・衛生設備の更新・更生など、いくつもの工事で構成されていますが、ただ直すだけでなく、時代に合った外観やデザインに改修したり、耐震、省エネ、セキュリティ対策といった機能性を向上させることで建物の価値を維持し、高めていくことができます。 つまり、「元に戻す」のではなく、建物の魅力を高めるために「進化させる」。それがヤシマ工業の大規模修繕工事の最大の特徴です。

大規模修繕の流れ

罫線 STEP1 現状把握 首都圏2,000棟超の建物診断実績と、首都圏4,000棟を超える工事実績と長年蓄積されたノウハウにより築年数や経年劣化の状態に合わせ、1棟1棟最適な修繕プランをご提案します。 罫線
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罫線 STEP2 予算・修繕計画 いま本当に必要な優先度の高い工事は何か。先に延ばせる工事はないのか。快適性を高めるためにどんな価値を付加できるのかなど、建物にとって本当に必要な工事と適切なタイミングを見極め、無駄のない充実した工事仕様を計画します。
また、建物の将来を見据えた資金計画まで考えて建物特有の課題や希望を解決します。
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罫線 STEP3 管理組合サポート 理事会や居住者説明会の運営・サポートなど、管理組合ごとに異なる事情があるなか、目的意識を共有しやすくするためのコンサルティングもお手伝いします。 罫線
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罫線 STEP4 施工 工事内容により異なりますが、概ね4カ月から半年程度、棟数が多い場合は1年近く要する大規模修繕工事。ヤシマ工業は、建物診断から企画・工事、アフターサポートまで、一貫した施工体制を確立することで、お客様のご要望に柔軟に対応した、品質の高い工事を適正な価格でお届けします。 罫線
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罫線 STEP5 100年マンションへ 原状回復にとどまらず劣化を予防し、さらには最新技術の導入で耐震性能や省エネ性能向上を実現。年月が経つほどに価値が高まるマンションづくりの実現を工事後も、建物の主治医として長くお付き合いいたします。 罫線

02
建物再生リノベーション事業

鉄筋コンクリート造の建物が一般に普及してからまだ50年程度。
「改修」「リノベーション」「大規模修繕」という言葉がまだ世に馴染みの薄い1970年代から40年以上、
マンションやビルの総合改修を事業の中核としてきたヤシマ工業。

今後、人口減・少子高齢化による世帯数の減少、住宅ストックの量的充足などの背景から
新築着工件数は減少傾向の見通しですが、住宅リフォーム市場は約7兆円規模で推移していくと言われています。

ヤシマ工業は、内装だけ、外装だけを綺麗にするのではなく、建物そのものの状態まで気を配り、
大規模改修や耐震改修、設備改修、アスベスト対策、建物の断熱や省エネ改修など、
必要なリノベーションをトータルに行うことで、建物を健全な状態に回復させ寿命を延ばすことこそ
建物の資産価値自体を高め・価値を再生させる、本来のリノベーションのあり方だと思っています。

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「建物再生リノベーション」の特徴

・建物のインフィル(内装)とスケルトン(外装・躯体)の一体改修で価値を引き出します。
・建替えの約半分の費用で内外装を一新でき、リスクの少ない安定した運営が可能です。
・新築に比べて評価額が低いほか、減価償却期間も短かく有利で、税の負担額も少なくて済みます。
・ビル・マンションの価値再生のため、大規模改修4,000棟超の実績を持つヤシマ工業が、税理士・不動産鑑定士などのエキスパート集団とともに信頼と実績で応えます。

大規模改修

建物の劣化(防水や外装など)をしっかり補修して長寿命化を実現。

屋上 断熱材入り屋上防水イメージ画像

設備

給排水管・電気など、設備の総合点検・リニューアル。

屋上 遮熱塗料イメージ画像

耐震・構造補強

耐震診断から構造補強まで、安心と安全の確保。

屋上 屋上緑化イメージ画像

デザイン改修

内外装一体改修で、見た目も使い心地も一新。

外壁 外壁の外断熱イメージ画像

マーケティング

テナント目線のマーケティングで、家賃・入居率を向上。

外壁 外壁の外断熱イメージ画像

資金計画

収支シミュレーションから融資の相談・支援まで行います。

外壁 外壁の外断熱イメージ画像
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資産価値を高める3つのポイント

客観的なデータの活用と専門家による状況把握の中から、価値再生の方向性と具体性を見極めることができます。

①潜在価値の見える化
建物の総合診断をはじめ、さまざまな項目の建物インスペクション・レポートで改善項目を確認。
②顧客ターゲティング
顧客ターゲットを見極めることで、コンバージョン(用途変更)も含めた本格的な改修を実現。
③内外装の一体改修
敷地空間から見直し、内外装を一体化した考えのもと、「建物」と「室内空間」の価値をまるごと再生。

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建替えとまるごとリノベーションを比較した場合

前提条件:面積 350㎡ 築年数32年 自己所有
想定期間20年を想定した場合です。

建替えとまるごとリノベーションを比較した場合

前提条件:面積 350㎡ 築年数32年 自己所有
想定期間20年を想定した場合です。

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03
建物インスペクション事業

マンションやビルなどの建物は1棟1棟に「個性」があります。
それぞれの建物の健康状態を診断し、特性などをトータルに把握することが、
寿命を延ばし、建物の資産価値を再生させ、高めて行くことにつながります。

ヤシマ工業は、首都圏2,000棟超の建物診断実績と長年蓄積されたノウハウを持つ
プロフェッショナルの厳しい目と、最新の科学的検査機器を用いた手法で
建物インスペクションし、建物の将来を見据えたデータをご提供しています。
もちろん、建物改修技術などのハード面だけでなく、改修計画・管理・資金計画などの
ソフト面のコンサルティングへも力を入れることで、マンションやビルの「個性」を最大限伸ばし、
新築同等以上に建物の資産価値を高めることを重視しています。

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【建物調査・診断システムでできること】

①長期的な改修計画の立案
修繕・改修工事の緊急度の設定や、何年後にどのような工事が必要になってくるかを提案します。
②建築物の機能向上の改修
バリアフリー化・省エネ化・エントランス改修など、建物の機能や価値が向上するプランを提案します。
③災害あるいは故障の未然防止策
外壁タイルやコンクリート片の剥落、手すりの脱落、漏電などの危険性をはらんだ故障の発見と、万が一の災害に発展しないような予防措置を提案します。

ヤシマ建物調査・診断システム

建物を総合的な観点から診断するヤシマ工業オリジナルの調査・診断システムです。専門のビルディングドクターによる厳しい目と、赤外線・超音波・レーザー光線などの最新科学技術を駆使することで、なぜ劣化するのか、どう直せば良いのか、どこが再発しやすいのか、そして、どうすれば建物の寿命を引き出し、価値を再生できるのか、建物の状態を多角的にからとらえ、今後の修繕工事の方針決定に大きく役立つ客観的なデータを提供します。

建物調査の流れ

罫線 STEP1 予備調査 竣工年・規模・構造・仕上・修繕履歴記録等、建物の基礎データを確認します。 罫線
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罫線 STEP2 一次劣化調査(目視・打診調査) 故障部を中心として目視や打診調査を行い、記録・整理します。 罫線

目視調査(サッシ・設備)

屋上・共用部・外構まわりなど、立入り可能な範囲で、劣化状況を中心に目視・触診で確認します。

目視調査(サッシ・設備)

打診調査

仕上材(タイルや塗装下地)の浮き状況を、打診棒を用いて音で確認します。

打診調査
目視調査(サッシ・設備) 打診調査
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罫線 STEP3 二次劣化調査(建物物性調査) 建物の現状をより正確に把握するために、精密機材により調査を行います。 罫線

仕上材調査(躯体を保護する仕上材の状況を診断)

仕上材付着力試験

健全な壁面におけるタイルや塗膜の付着強度を測定します。

仕上材付着力試験

赤外線外壁調査

赤外線サーモグラフィーで温度分布を測定し、建物の異常箇所を発見します。

赤外線外壁調査

シーリング材物性試験

シーリング材を一部採取し、ダンベル法を用いて劣化の程度(硬化・軟化等)を確認します。

シーリング材物性試験
仕上材付着力試験 赤外線外壁調査 シーリング材物性試験

躯体余命調査(総合的に躯体そのものの余命を診断)

コンクリート中性化試験

コンクリート中性化深度を測定し、その進行状況から調査対象の余命・劣化状況を推理します。

コンクリート中性化試験

コンクリート内部鉄筋探査

電磁誘導による鉄筋探査機を用い、コンクリート内の鉄筋の位置や異物混入の状態、鉄筋を覆っているコンクリートの厚さを測定します。

コンクリート内部鉄筋探査
コンクリート中性化試験 コンクリート内部鉄筋探査

コンクリート簡易圧縮強度試験

シュミットハンマーという機器を用いて、コンクリートに打撃を与え、返ってきた衝撃により圧縮強度を推定します。非破壊で検査が可能な手法です。

コンクリート簡易圧縮強度試験

コンクリート内塩分量測定

コンクリ―ト内の鉄筋の腐食を促進する大きな要因として、塩分の影響があげられます。コンクリート内にどの程度塩分が含有しているのかを調べます。

コンクリート内塩分量測定
コンクリート簡易圧縮強度試験 コンクリート内塩分量測定
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罫線 STEP4 診断報告書 躯体から各仕上まで、建物をあらゆる角度から調査・分析し、診断結果を報告書にまとめて提出します。 罫線

04
耐震化事業

東日本大震災をはじめとする近年の大きな震災を受け、
耐震補強工事に対する意識は大きく変わり、
耐震性は建物の資産価値にも大きく影響するようになりました。
しかし一方で、“旧耐震”と言われる1981年の建築基準法改正以前に建てられたビルやマンションの中で、
耐震改修が完了している建物は10%にも満たないと言われています。

多額の工事費用を要する耐震改修は、居住者間の合意に至るまでのハードルが非常に高く、
また、耐震性の脆弱さが露呈することによる資産価値の低下を懸念して、
耐震診断自体を躊躇される方が多いのも事実です。
安心と安全を守るための耐震改修を円滑に進めるためには、
専門知識を持ったパートナーの存在、そして居住者の理解と協力が欠かせません。

ヤシマ工業が耐震診断・耐震補強工事に取り組み始めたのは1980年代。
建物総合改修の専門家として、コンサルティングから診断、施工まで一貫して行うことで、
居住者の皆様の生活と命を守るのはもちろんのこと、
将来的な資産価値・居住的価値にも配慮して提案を行っています。

また、合意形成や資金面の運用支援、国や自治体の助成金制度の申請代行といった
ソフト面でのサポートも実施します。
建物を将来にわたって安心・安全に使っていくためには、そこに住んでいる方たちのニーズもふまえ、
多角的に建物と向き合い、工事を計画することが必要です。

耐震改修の流れ

罫線 STEP1 ご相談・コンサルティング 建物の基礎情報に基づき、問診を行います。 罫線
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罫線 STEP2 予備調査 図面や改修記録などの点検・分析を行います。 罫線
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罫線 STEP3 現地調査 実際に現場に赴き、現地調査、機械調査、採取試験などを行います。 罫線
現地調査
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罫線 STEP4 構造物診断等 建物の水平強度などから耐震性をシミュレーションします。 罫線
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罫線 STEP5 耐震性の報告 実際の調査・診断に基づき、現在の耐震性のご報告をします。 罫線
耐震性の報告 耐震性の報告
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罫線 STEP6 耐震改修案・方針決め 改修設計、補強(スパック工法、耐震壁増設、鉄骨プレース補強など)から最適な耐震改修案をご提案し、工事の方針を決定します。 罫線
耐震改修案・方針決め
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罫線 STEP7 耐震改修 耐震改修工事に着手します。 罫線
耐震改修案・方針決め 耐震改修案・方針決め
耐震改修案・方針決め 耐震改修案・方針決め
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耐震補強工事事例

東京都の助成金を活用し、大規模修繕工事と耐震補強工事を実施。耐震補強用の大きな外付け鉄骨ブレースの存在感をデザインでカバーし、洗練された街に合うスタイリッシュな外観と安全性を実現しました。


■ハイホーム高輪

・所在地:東京都港区
・竣工年:1979年
・構造:SRC造(一部RC造)10階建て
・戸数:72戸
・施工内容:大規模修繕工事、耐震補強工事
・工事期間:2015年4月〜12月

耐震補強工事事例

東京都の助成金を活用し、大規模修繕工事と耐震補強工事を実施。耐震補強用の大きな外付け鉄骨ブレースの存在感をデザインでカバーし、洗練された街に合うスタイリッシュな外観と安全性を実現しました。


■ハイホーム高輪

・所在地:東京都港区
・竣工年:1979年
・構造:SRC造(一部RC造)10階建て
・戸数:72戸
・施工内容:大規模修繕工事、耐震補強工事
・工事期間:2015年4月〜12月

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05
ビル・マンション100年化支援事業

ビルやマンションの潜在的寿命は100年以上と言われますが、
その寿命や価値は、的確な改修とメンテナンスで劣化を抑制するだけでなく、
実際に住む人たちの想いによって引き出されるものであるとヤシマ工業は考えます。
とくにマンションは単なる建物ではなく、
人が集い人生を有意義に過ごすための住まいですから、技術的に長寿命化を支えるハード面だけでなく、
コミュニティを創り出し、住む人の満足と資産価値を生み出すソフト面での観点がとても重要になります。
マンションを“100年住まう人生のパートナー”にするために、ヤシマ工業はさまざまな支援を行っています。

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「マンション100年倶楽部」
の活動支援

マンションやビルなどの建物のストックマネジメント向上を通じて、広く社会に貢献することを目的として2012年(平成24年)に発足したNPO法人「マンション100年倶楽部」の活動を、長寿命化や耐震化などの技術面から支援しています。

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「マンション100年倶楽部」とは

マンションにお住まいのみなさまが暮らしやすくあるために、古いマンション規約の見直し提案や、マンションを長く守るノウハウの共有、管理組合同士の交流支援、住民の方々の合意形成、改修資金計画のアドバイスなど、非営利団体であることを生かしながら、よりフラットな形で「これからの時代のマンションの住まい方」を提案しています。加入しているマンション組合数は630組合を超え(※2017年1月現在)、日本最大級の管理組合ネットワークとなっています。

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