同業界からの転職 施工管理 K.H.

INTERVIEW

同業界からの転職

施工管理

K.H.

工事本部 工事第1部 課長
一級建築士
1級建築施工管理技士
2014年4月キャリア入社

家族との時間を取り戻すため、閉塞感を打破するため、
勇気を出して、新しい環境に飛び込んだ。

K.H.写真

土木関係の仕事をしていた父親の影響もあり、大学時代は建築を専攻。新卒で入社したゼネコンは全国に展開しており、入社前は業績も良さそうに見えました。しかし、入社3年目のときに民事再生になるなど業績は悪化。若い人も少なく、現場ではいつも同じ所長との組み合わせになるなど、閉塞感が漂っていました。

夜も遅く、泊りの現場も多く、土日勤務も続くなど、労働環境はけして恵まれているとは言えず、二人目の子どもが生まれてすぐに単身赴任に行くことになり、家族との時間を犠牲にすることが多かったのです。

それでも約15年間、ずっと施工の現場でがんばってきましたが、三人目の子どもが生まれたとき、さすがに今度ばかりは、子どもと一緒の時間を過ごしたいと思い、勇気を出して転職に踏み切りました。

施工管理の求人案件は多く、いろいろな会社を見させていただきましたが、その中でヤシマ工業を選んだのは、実際に足を運んだときの会社の雰囲気です。若い人が多く、明るくて、空気が良い。そこに閉塞感はまったくありませんでした。また、転勤もなく、自宅からも近く、将来的に需要が見込まれる修繕の仕事なら、業界の先行きも安心だと思い、入社を決めました。

積極的なコミュニケーションが良い風を吹き込む。
ポジティブに仕事に取り組むことの大切さ。

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前職と現職とでは、扱う物件が新築か中古かで違いはありますが、施工管理の仕事内容で言えば、職人さんと現場を管理するという点で大きな違いはなく、すんなり業務に入ることができました。とはいえ、やはり人々が日々暮らしている中での工事となるため、住んでいる方の生活を壊してはいけないという緊張感はあります。難しさはありますが、住んでいる方の声を直接聞きながら、不安を取り除いていけるのが修繕という仕事の魅力であり、醍醐味でもあります。

不思議なことに、仕事の最中に「あの方に、これを伝えたいな」と思っていると、そのお客様に偶然会えたりするのです。もともとコミュニケーションはあまり得意なほうではないのですが、積極的に考えることは大事だなと感じます。以前、とある高級マンションの代理人となり、最初は自分にできるのかネガティブになることもありましたが、富裕層のお客様ともしっかりコミュニケーションを図りながら、最終的には無事納めることができたのも自信につながりました。

現在、ヤシマ工業に入社して4年目となりますが、定期的に新卒採用も行っているため、4年前に比べ、さらに組織が循環して良くなっている印象があります。そんな環境の中、私もポジティブに仕事に取り組めています。

好きな仕事をすることも大事ですが、労働環境も大事。
そんな方にこそ、おススメしたい選択肢があります。

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ヤシマ工業には、不思議と似たような雰囲気の人が集まっている気がします。たとえば、自然が好きでキャンプをやっている方や、体を動かすのが好きな方、家族想いの方など、趣味や趣向はみんなバラバラなのですが、なぜか同じ「いい人」の空気感を感じます。なお、毎年行われている社員表彰で、2016年にはハワイ旅行に連れていってもらいました。希望すればご家族も一緒に行けますので、良い家族サービスになると思います。

現在、施工管理をされている方の中には、「現場の仕事は好きだけど、労働環境が…」と、悩まれている方も多いと思いますが、ガマンするより、まずは勇気を出して一歩踏み出してみてはどうでしょうか。私も転職する勇気がないほうでしたが、思い切って動いたことで、こんなにいい会社に出会うことができました。

また、建築や建設に興味はあるものの、「ゼネコンはキツイのでは?」と思って躊躇している学生の方は、休日や労働時間が健全な修繕から始めて、建築や建設の知識を得ながら成長していくことをおススメします。いま業界全体として、施工管理になりたいという若い方が不足していますので、微力ながら私も、これまで培った知識を若い方にどんどん伝えていき、少しでも業界を盛り上げていきたいと思っています。

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