アスベスト対策工事

ヤシマ工業の
アスベスト対策工事とは

かつて、アスベストは優れた建材として多くの建物に使用されてきました。その後、健康被害が認められ、現在は全面使用禁止となっていますが、当時建設された建物の多くは解体・改修工事の時期を迎えています。外部への飛散など甚大な被害を避けるためにも、アスベスト除去などの対策工事には、適切な知識と万全の安全管理体制の中での実施が求められます。

ヤシマ工業では40年間にわたってアスベスト除去・調査に取り組んでおり、その実績は2000件超を誇ります。大規模修繕のタイミングで対策工事が必要になった場合でも一貫して対応が可能です。まずはご相談ください。

実施のポイント

  • 01 アスベストを除去し安心・安全なお住まいへ

    01アスベストを除去し安心・
    安全なお住まいへ

    アスベストは繊維状の鉱物で、断熱材や保温材、外壁材等として多くの建物に使用されてきました。天井裏などに吹き付けられていたり、建築材料の一部として使用されていたりする場合がありますが、劣化等で繊維が飛散しやすくなっている場合は注意が必要です。

    アスベスト対策には封じ込め工事や囲い込み工事などがありますが、いずれも飛散防止対策で、問題そのものを解決しているわけではありません。ヤシマ工業では可能な限り除去工事をおすすめしています。

  • 02 正しい知識と豊富な経験で、安全な工事をご提供

    02正しい知識と豊富な経験で、
    安全な工事をご提供

    ヤシマ工業がアスベスト対策事業部を設立したのは1986年。日本で大きな社会問題となる以前からいち早くその危険性に気付き、知識と対策技術を身につけてきました。以来、アスベスト対策工事のパイオニアとして、マンションやビルはもちろん、官公庁、学校、病院、商業施設など2000件以上の現場に携わり、住む方の安全を守ってきました。培ってきた経験と知識を活かし、安全に最大限の配慮をして工事を行います。

  • 03 大規模修繕工事の際もワンストップでアスベスト除去が可能

    03 大規模修繕工事の際もワンストップ
    でアスベスト除去が可能

    ヤシマ工業はアスベスト対策工事のほか、大規模修繕工事や耐震補強工事、リノベーション工事などにも対応可能な建物総合改修のプロフェッショナルです。大規模修繕等の工事に際し、アスベスト含有建材の除去が必要な場合でも、万全な飛散対策のもとで除去工事を実施、竣工まで工事全体を適切に管理し、住人の皆様の安全を守ります。

工法について

アスベスト対策工事には、大きく分けて3つの工法があります。

除去工事

アスベストを完全に撤去する工法です。建物からアスベストが完全に取り除かれるので、将来にわたって建物を安心して使用することができます。ヤシマ工業ではこの「除去工事」を推奨しています。

  • 除去工事01
  • 除去工事02
  • 除去工事03

※作業性を考え軍手で対応をする場合がありますが、軍手の下には必ずゴム手袋を着用し作業員の安全確保に努めています。

封じ込め工事

薬剤を吹き付けてアスベストを硬化させ、飛散しにくい状態にする工法です。飛散防止対策にはなりますが、アスベストはその場に残った状態になるので、工事後も定期的な管理が必要となります。また、将来的にリフォームや解体をする際には改めて除去工事が必要になります。

  • 封じ込め工事01
  • 封じ込め工事02
  • 封じ込め工事03

※作業性を考え軍手で対応をする場合がありますが、軍手の下には必ずゴム手袋を着用し作業員の安全確保に努めています。

囲い込み工事

  • アスベストの周囲を板材で覆い、隔離する工法です。飛散防止対策にはなりますが、アスベストはその場に残った状態になるので、工事後も定期的な管理が必要となります。また、将来的にリフォームや解体をする際には改めて除去工事が必要になります。

工事の流れ

  • 01事前調査、
    定性・定量分析

    • 図面などから対象建物の情報を確認し、現地調査を行います。
    • 検体を採取し、アスベストの有無や含有量を確認します。
    • アスベストが無かった場合は、その旨をご報告し、終了となります。
  • 02調査報告・
    コンサルティング

    調査結果についてご説明し、対応方法についてご提案いたします。

  • 03官公庁等への届出

    除去工事に際して、官公庁および労働基準監督署へ事前の届出を行います。
    ※お問合せから工事開始までは、最短1ヶ月~の準備期間が必要になります。

  • 04工事準備

    • 除去作業の現場は養生シートで覆い、アスベストの飛散を抑える負圧集じん機を配置、アスベスト濃度の推移も監視します。
    • 作業場所と外部の間に設置するセキュリティールームなど、外部飛散を防ぐための対策を実施します。
  • 04アスベスト除去工事

    • アスベストに特殊な湿潤剤を塗布し、限りなく飛散を防ぐ処置をした後、作業員が手作業で丁寧に除去していきます。
    • 除去した部分には更に硬化剤を塗布します。万が一、目に見えないレベルの粉じんが残留していても、固めて安全な状態にすることで飛散を防止します。
    • 安全な状態で片づけを行うため、部屋を覆う養生シートにも硬化剤を塗布して飛散を防止します。
  • 03アスベストの処分

    産業物処理法の規定に基づき、特別管理産業廃棄物のゴミ袋で厳重に封じ、専用の処理業者に引き渡され、管理型最終処分場で処分されます。

  • 03完了

    除去作業の前、工事中と合わせて、工事完了後にも、大気中のアスベスト浮遊状況を測定します。

■アスベストについて

アスベストは建物のどのようなところに使われていますか?
アスベストは飛散のしやすさでレベル1から3までに区分されています。レベル1は吹き付け材などの飛散性アスベストで、耐火被覆材、防音材、結露防止などに使われており、もっとも扱いに配慮が必要になります。レベル2は主に保温材として、ボイラーや配管、空調ダクト等に使用されています。レベル3の代表的な建材は外壁材や塗料などで、強度を増すために材料の一部として使われている場合があり、それぞれ各レベルに準じた扱いが必要になります。
アスベストを見分ける方法はありますか?
アスベストは直接吹き付けられている他、外壁材や塗料に含有している場合もありますので、残念ながら見た目だけでは正確な状況はわかりません。建てられた年代なども可能性を探る指標のひとつにはなりますが、正確な情報を知るには分析調査の実施が必要になります。
調査を実施して、結果がわかるまでにはどれ位の期間がかかりますか。
検体が採取でき次第、1週間程度で結果をご報告させていただきます。
アスベストがあった場合、どの位で工事を開始することができますか。
工事の規模にもよりますが、ご発注をいただいてから最短でも1ヶ月程度はお時間をいただきます。 計画書の作成や各種届出の準備などが必要になるためです。
アスベストの除去にはどれくらいの費用がかかりますか。
アスベストのある箇所や除去の方法、施工範囲などによっても大きく変わってきますので一概に金額を申し上げることは大変難しくなります。現場の状況を確認し、お見積りをさせていただきます。
マンションの築年数からアスベストの使用を心配する声があがっています。大規模修繕工事と一緒にアスベストの調査をお願いすることはできますか。
調査はもちろん、除去工事まで対応可能です。アスベストを扱うには高度な専門的知識や設備が必要になります。ヤシマでは建物に関する豊富な経験を活かし、アスベストの相談から大規模修繕工事、耐震補強工事まで、建物に関する様々なご要望やお悩みにご対応させていただきます。

建物を守り続けて二百年

ヤシマ工業株式会社