マンションは、多くの方にとって人生で最も大きな買い物のひとつであり、長い時間を過ごすかけがえのない場所です。しかし日本ではこれまで、建物は一定の年数を経ると建て替えるものとして扱われることが少なくありませんでした。もし建物が歳月を重ねてもなお、強く、美しく、健康な状態を保ち続けることができれば、そこに暮らす人々にとってだけでなく、地域や社会にとっても価値ある存在であり続けることができます。
本書は、当社が2011年に提唱した「マンション100年化計画」を大幅にアップデートし、マンションに住まう方々や管理組合の皆さまに向けて、建物を100年にわたって健康に保ち、資産価値を維持していくための具体的な考え方と実践例をまとめたものです。修繕の進め方や維持管理のあり方だけでなく、住民一人ひとりの想いや合意形成の重要性など、実際の現場で培われてきた知見をもとに解説しています。



